めだかコース
2014年12月配本

ほしの ひかった よる

著者など:葉 祥明/絵と文
【定価】1320円/至光社

しずかなしずかな夜、星にお願いごとをした男の子は、輝く星に導かれて遥かなる時へ。清楚な色調で、詩情豊かにクリスマスの喜びを語ります。

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12月、クリスマスの月を迎えました。クリスマスを迎える心の準備をはじめます。絵本はそのために大事な役割を果たしてくれます。どのような絵本に出会ったらよいか、いろいろなクリスマスの絵本を、手にとって選んでみることが大切です。今年は、葉 祥明氏の作品「ほしのひかったよる」を、お奨めの一冊として選びました。「しずかな、しずかなほしのよる…」と話が始まります。ツリーと満天のほしが描かれる中、流れ星がどこかへむけて流れます。主人公の「ぼく」が「さあ おいで!」と言う声に導かれ「一気に2000年の時を超え、まだ見ぬ荒涼たる砂漠を彷徨い、ついに幼子イエスの誕生という、素晴らしい瞬間に立ち合うことができました」と葉祥明氏は語ります。青色に統一された絵の中に白とクリーム色の場面構成が幻想的です。「ぼく、わかったよ、おほしさまありがとう、なんだかうれしくなっちゃった」「くりすます おめでとう」と締めくくられます。

長山 篤子
和泉短期大学講師


○いよいよ今年もあと残すところ、12月の1か月です。12月というと、子どもたちが大好きな「クリスマス」ですね。みなさま、楽しいクリスマスを
お迎えください。
○目に見えないものに、心をそそぎ、豊かな心でクリスマスを迎える準備をしたいものです。そんなとき、この絵本はおすすめの一冊です。
○次回1月号は『ティッチ』です。お楽しみに!
○これまでの「こひつじ文庫」について、お子さまとあなたのご感想をお寄せください。小さなプレゼントを贈らせていただきます。
送り先 〒162-0814 東京都新宿区新小川町9-1 E-mail:kohitujibunko@nikkihan.co.jp
日本キリスト教書販売株式会社内 こひつじ文庫推進委員会
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